ラノベ版『千歳くんはラムネ瓶のなか』は面白い？つまらない？１巻の感想

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ラノベ版『千歳くんはラムネ瓶のなか』について記事にする
ラノベ１巻は漫画では１巻～３巻に相当する

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本記事の結論

一部無料で読めます
１冊半額で読めます
かなり面白いので１巻の感想を書きます

この記事を読むことで
千歳くんはラムネ瓶のなかをおトクに見ることができたり、千歳くんはラムネ瓶のなかの内容をある程度知ることができます

1 無料で読むには？
2 半額で読むには？
3 評価
4 １巻の感想／ネタバレ注意
5 おわりに
6 関連記事

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評価

個人的評価：

85点くらい。いや90点以上あるかも
かなり面白い
非リアの異世界でチートしたり成り上がったりハーレムしたりって作品はたくさんあるけど、リア充がハーレムってなかなかない
ラブコメの中でも特質系でカリスマ的存在
さすがはこのラノ２連覇

１巻の感想／ネタバレ注意

漫画版と比較したラノベ版１巻の感想を書く
ラノベ１巻は漫画版では１～３巻に該当する
かなり異質で質が高い

ちなみに漫画版の感想はこちら

千歳くんはラムネ瓶のなかはアニメ化期待！無料で読める？＆感想｜お見逃しなく（景品表示法に基づく表記）本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。漫画『千歳くんはラムネ瓶のな...

新たな発見・ディスカバリー

発見が楽しい
先に漫画版を読んで後からラノベを読むと新たな発見があって
おーっ！ってなる
某脳科学者の言っていたアハ体験よ
漫画版では描かれなかった裏設定やキャラの心情がわかったりして
アハ体験を味わうことができる

漫画版には記述がなくて
ラノベにしかないシーンがある

ラノベにしかないシーン

一番冒頭のブロローグのシーン
この作品が福井が舞台であること
千歳が山崎を非リア脱出させようとしているときの心情
決戦のときの山崎君の心情
その他もろもろ

プロローグで鎌瀬野郎とのシーンを読んで、あれ？ここって漫画にはないシーンだったけど漫画版とラノベは内容が全く別なのかな？って思わせるほどの内容で驚いた。鎌瀬野郎とのやりとりは笑えた
漫画版では裏サイトで陰口を投稿されているところから始まるけど、ラノベでは始業式の日の登校シーンから詳しく記述があるところも素晴らしい。出会いの季節だ云々の下りからとりあえず千歳たちが通っている学校はどうやら進学校らしいということも知ることができてなかなか楽しい。漫画版では紙面に限りがあるので省かれているけどラノベだと裏設定まで詳しく知ることができる。そこがいい
さらに山崎君の母の名前が由美子ちゃんと判明したり…
由美子ちゃんってなんだよｗ
ちゃん付けかよって笑える
こんな感じでラノベでは新たな発見があってなかなか楽しい

福井

福井が紹介されていて、なるほどなるほど～っと続きが読みたくなる
漫画版では明言されてなかったがラノベを読むと千歳くんはラムネ瓶のなかの舞台が福井県であることがわかる
舞台は福井だったのかー
へー！
そうだったのか！と軽く納得
そして福井の名物がたくさん登場する

福井の名物

ソースカツどん
８番らーめん
ローヤルさわやか
エルパ
そしてスタバ（←？）

福井でカツ丼といえばソースが入っているらしい。８番ラーメンは冷たい醤油ラーメンらしい。ローヤルさわやかはとりあえず飲みたくなる炭酸飲料らしい
国道沿いは店舗がたくさんあるが道を外れるとすぐ田んぼばかりの景色になるらしい。なかなかのどかだな。福井のショッピングモールといえばエルパ。老若男女を問わずここを利用するらしい。というかここしか行くところがないらしく知り合いによく合うらしい。そして極めつけは福井ではスタバがリア充御用達スポットだというのとは知らなかったｗ
福井のことがいろいろ知ることができてアハ体験状態で楽しいでござる

ラブコメ

ラノベ版はジャブ程度のラブコメ要素があり、今後それが本格的になるんじゃないかって予想できてこれから楽しみ
確かに『千歳くんはラムネ瓶のなか』はジャンルはラブコメとして紹介されている
しかし漫画のほうを読むに、リア充である千歳くんと非リアである山崎君を対比させて、リア充×非リアのような展開でとくにラブコメといった様子はない。

対してラノベのほうを読むとところどころにラブコメチックな展開がある
おーやっぱりラブコメなんだ
いいじゃないか！って新たな発見ができてナイス

（出典：千歳くんはラムネ瓶のなか）

柊夕湖・内田優空との自転車の二人乗りシーンや七瀬悠月とのブランコのシーン
あとは冒頭の明日風の場面等々、一瞬ではなくその時の描写が詳しく書かれていて微妙にラブコメ的な感じがする。これからどんどん発展してまさにハーレムになるんじゃないかって勢いで面白い

リア充ハーレム物語と非リア成り上がり物語

リア充ハーレム物語にも非リア成り上がり物語にも見えるところが面白い
『千歳くんはラムネ瓶のなか』は結局、リア充ハーレム物語なの？それとも非リア成り上がり物語なの？
って疑問が沸いてきて先が知りたくなるので面白い

成り上がり

漫画１巻から３巻までだと山崎君が非リアから脱出していこうという流れ
漫画版のみで一言でいうとどんな話かといえば、
リア充と非リア
非リアじゃだめなんだ
オタサーの姫にふられて引きこもってちゃだめんだ
リア充もヌルゲーじゃない非リアのほうがヌルゲーだ
リア充に成り上がろうという勢いで
リア充と非リアのやりとりって話だったけど

（出典：千歳くんはラムネ瓶のなか）

ラノベ版を読んでいるとこの作品はリア充ハーレム物語なのか非リア成り上がり物語なのかどっちなのか不思議な感覚になる
リア充ハーレム物語なの？
それとも非リア成り上がり物語なの？
それとも両方？
それが気になって面白い

ハーレム

漫画版のほうの女子キャラはサブキャラっていう感じだった。千歳の取り巻きである内田優空や柊夕湖や七瀬悠月などはちょっとコーヒーブレイクな感じの場面で登場してて結構わき役的な存在だったけど、
ラノベのほうはそのあたりの場面における千歳くんの内面とかの描写と千歳メンバーの女性陣とのやりとりがあってややラブコメ的な印象

漫画は山崎君を助ける千歳＆他数名
ラノベは山崎君を助ける千歳＆その千歳に好意を持つ女子

というイメージ。このあたりが割りとはっきりしている

（出典：千歳くんはラムネ瓶のなか）

漫画のほうでは千歳くんは山崎君をなんとか不登校をやめさせてリア充指南しているように見えて純粋な印象だった
対してラノベは健太を助けてる俺かっこいいというオリジナル美学のためにやっている、そしてそこに女子が群がっているということがよくわかる。少なくとも１巻～３巻までの序盤はそう見える

漫画のほうでは山崎君の説得やイメチェンにかなり費やしていて自転車二人乗りやブランコのシーンは一瞬で通りすぎている
対してラノベはどうか
千歳くんは山崎君を自分の美学のために利用し、自分の評価を上げるためにやっていると内心で呟いている。蔵センから頼まれたとはいえ、山崎君は自分のかっこよさをひけらかすイベントとして都合がよかったと供述しているｗ　どうやら千歳くんは他者との関わりにおいて一定の線を引いており、そしてそれはいつものことらしい…