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「鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ」
鍛冶屋ではじめる異世界スローライフってどうなの?
→漫画の1巻を読んでみたので感想を書いてみた
だいたいこんな話
1巻はだいたいこんな話だった気がする…
猫が事故りそう
エイゾウ(猫を助けよう
→自分が事故る
→あっけなく没ウォッチドッグ「あれはボクだ。助けてくれたお礼に転生させてチートを与える
異世界—
気が付くと森で仰向けに
↓
家がある。ここに住もう。とりあえず水場を探そう
↓
獣人がケガをしている
↓
助ける
サーミァ「サーミァっていうの。住んでいいか?
エイゾウ「いいとも!
↓
ナイフを作ってみよう
あれれーすごい切れるぞ
これがチートか
よし自由市で売ろう
↓
兵士が買って評判に
それを聞きつけたドワーフのリケ
リケ「ナイフ見せて
リケ「すごい!弟子にして!
リケ「住んでいいか?
エイゾウ「いいとも!エイゾウ(リケが驚くなんて。
ウォッチドッグとはいったい・・・うごごご!)
ーーー2巻に続く
感想/ネタバレ
チートが気になる・冒頭シーンが印象的・お供の2人がこれからどう絡んでいくか楽しみで楽しい作品である
チート
チートといいつつ全然チートじゃない
いろいろ考えてみたけどどう見てもチートってほどではない。だからこそ「ずる」ではなく「優遇」という当て字なのかと納得する
確かに能力的にはすごいといえばすごい
転生してチート能力をゲットしたみたいだけど
チートっていほうほどのものなのかな、思ったより平凡だな、もっとすごいチートを見てきているから、と感じる
確かにちょっとすごいとは思う
切れ味がすさまじいナイフを作ってしまうとか
木とか簡単に切れちゃうのとかは確かにすごい
だけどぶっちぎりっていうほどでもない。鉄が切れれば別だが
はたしてエイゾウのこの鍛冶能力はチートといえるのか
1巻を終えた時点だとチートではなく、すげえ鍛冶屋ってところに落ち着きそう
本人はウォッチドッグから特殊能力を与えられて十分満足しているようだが。だからこそスローライフなのか…

別にエイゾウはこの能力で大金持ちになったわけでもない。フリマでナイフを売りはじめたはいいが最初の数時間は全然売れなくって店じまいのころになってやっと一人の兵士に気に入られて…というごくごく平凡な流れ。チートどころではない。これが最初からいきなりすぐ売れて、売れて売れて売れまくれば確かにチートだけど、売れるまで結構苦労している感じだからな、チートではなく能力者といったほうがふさわしい
これが錬金術師だったりして、石をミスリルやオリハルコンやアダマンタイトに変えてしまうとかだったら完全チートだが今のところそういう様子じゃない
鉄をいつ打てばいいと温度はどれぐらいとかいう能力がすでに備わっていてもともと体力があったりとか魔法がちょっと使えたりとかまあまあ素質はあるけど。まあ確かにリアル世界ではすごいよ。でも異世界系ですごいかっていうとすごくない💦

まあ刃がちょっとかすっただけで木がお菓子みたいにカットされるところは確かにすごい。けど、他の異世界ものの能力者たちと同等かそれより少し劣るくらいなのでそれほどチートとも思わない。作ってる人物も三十路のおっさんだし。チートというフリガナがふられている字を見てみると、「ずる」ではなく「優遇」にフリガナが振ってあったのでなるほどそういうことか、と納得する。不慮の事故で転生したのに優遇だけで満足できるエイゾウはなんて謙虚なキャラなんだって思う。まあ面白ければなんでもいいのだが
冒頭のシーン
冒頭のシーンが激しく気になった
冒頭でいきなり登場した勇者っぽい人物と魔王
あれはめっちゃ気になった。ガチンコバトルの作品なのかと思った
そういう作品じゃなかったけど冒頭のシーンは印象的だった。山場みたいなシーンだと予想する
冒頭である種の山場のシーンを見せて、中盤の忘れた頃に冒頭のシーンがでてくて、「あ、これ冒頭のシーンのやつじゃん」って展開がゲームとかでよくでてきてデジャブ状態になる作品が結構あるけど、こういう演出好き。絶対あとあとこのシーンがでてくると予想するけどどういうシチュエーションででてくるのか気になる
魔王と勇者(?)が斬れるはずが斬れずに勝負がつかずになぜか休戦
双方の武器は両方エイゾウの作った剣らしい
エイゾウの作った剣なら最強なんじゃないのかと思うけど
最強であるはずなのになぜ斬れないのか気になる
エイゾウの鍛冶能力はチートであるはずなのに
なぜ弱い剣をわざわざ作ったのか
ふつうは強い剣を作るべきじゃないのか、チート能力者ならなおさら
「あの鍛冶屋め」とかヤブみたいな言われようで謎展開
どういう経緯だったのか気になる

しかも使えない剣を作ったのは魔王用と勇者用の両方
ふつうは魔王だけに斬れない剣を作るべきと思うが…?
魔王はともかくなぜ勇者にも斬れない剣を作ったのか…?
まさか喧嘩両成敗的なスタンスで中立だとかぬかしたのだろうか…?
世界が滅ぶかもしれないのにこんなところで中立してる場合じゃない
ひょっとしてエイゾウは実は悪なのか偽善者なのか
まさか反戦主義者なのか。いくら反戦主義者とは言え
世界が滅ぼされたら元も子もないだろうに
それとも魔王と戦っていたのは実は勇者ではないとか…?
戦っていたのは両方悪だったということだろうか…?
だとしたら魔王と戦っていたのは何者なのか…?
いろいろ考えさせられて実に気になる
お供
エイゾウのお供が2人登場しているがなかなか表情豊かである
1巻序盤で登場してきたサーミャに関しては
彼女こそがチートなんじゃないかと思ってしまう
驚いたり笑ったりと表情豊かなキャラだが
ある意味いろんな特殊能力を持っているようなイメージ

サーミャと歩いていると獣に合わないとか、盗人にも合わないというのがすごい。匂いで嘘がばれるとかこれも特殊能力だし
これらのスキルはすさまじく便利じゃん。トヘロス状態。まさにチートアイテム。どっかの刀鍛冶とかよりすげえかも。エイゾウよりもこっちのほうが断然チート
1巻後半で登場してきたリケはけっこうお調子者か。ナイフを見せてくれと頼んだはいいが、見るや否やいきなり土下座したり弟子にしてくれとか、いきなりエイゾウの苗字を名乗ったりとか、結構強引すぎる。唐突すぎる

断れない状況を作りつつ頼み事をするというところもセコい
まぁ鍛冶屋の技術についてはエイゾウの下位互換だけど今後の成長に期待。ロングソードくらいは作れるようになると言われていたようだけど、ロングソードで満足せずにアルテマソードくらいは作ってほしい
この2人が今後冒頭の魔王と勇者にどのように関わっていくのかが楽しみ
おわりに
以上。1巻ということで起承転結の「起」の段階で、始まったばかりでまだまだこれからの序章という感じでなんともいえない
「優遇」という名のチートでリア充的な存在に生まれ変わった主人公が二度目の人生楽しくやろうぜ的な展開でこれからが楽しみ
本日はここまで
おしまいっ
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